若木くるみサクラ de ファミリア

● 展示概要

会期:2026年9月12日(土)~27日(日)(月・火 休廊
平日 13:00-19:00 / 土日祝 11:00-19:00

PAO Makers Galleryは、この場所の始まりに、若木くるみによるアートプロジェクト「サクラdeファミリア」を開催します。

版画という伝統的な技法を用い、日用品から自身の体を「版」として見出すなど、制作行為そのものを拡張してきた若木は、日本の伝統的な木版に用いられてきた「サクラ」の版木に着目しました。そして、今なお建設が続くスペインの「未完の建築」サグラダ・ファミリアへ想いを馳せ、人々の手によって一枚一枚刷られた作品が積み重なり、時間をかけてひとつの大きな壁画を築く構想に辿り着きました。

本展示は、スペインで若木が出会った人々の手により刷られた作品をベースに、本展を訪れる人々の手によって新たな版画が加えられながら、少しずつ姿を変えていきます。
ぜひ、この展覧会をつくる一員としてご参加いただけたら幸いです。

PAOは、完成されたギャラリーとして始まるのではありません。
スペインのサグラダ・ファミリアが長い年月をかけ、多くの人々の手によって築かれてきたように、PAOもまた、作家との出会い、来場者との対話、地域とのつながり、そしてここで生まれる数々の表現によって、少しずつ育まれていく場所でありたいと考えています。

オープニングとなる本展「サクラ de ファミリア」は、その最初の一歩。
独自の発想とユーモアから生まれる若木くるみの作品世界と、終わりのない創作の営みとともに、PAOは歩み始めます。
この場所がどのように育ち、どのような表現が積み重なっていくのか。
その始まりを、ぜひご覧ください。

作家在廊予定日

現在調整中です。最新情報は本ページやギャラリーSNS、作家SNSにてご確認ください。

若木くるみ

1985年 北海道生まれ
2008年 京都市立芸大版画専攻卒
2009年 岡本太郎賞受賞

自身の剃り上げた後頭部に顔を描くなど身体表現を主だった活動としていたが、コロナ禍を機に版画制作に熱中。 伝統的な浮世絵をはじめとして、身の回りの日用雑貨を使ったユニークな雑版画、森や波などの大自然をそのままうつしとるダイナミックな実験版画まで、手当たり次第刷りじゃくる版画魔として目覚ましい活躍を見せる。

Instagram@kurumiwakaki